写真と趣味の日々をつづる。

なんでもない日々の趣味ブログです

どうして外着を着たまま寝ちゃいけないの?

大人のいう、頭でっかちのしつけ理論なんて子供には押しつけでしかない。子供は、命を握られている人質のようなものである。育ててもらっている環境から突然追い出されてしまったら命の危険があるのだから。

 

子供は分けわからずとも、本能で親や学校の先生のいうことに自分なりに従おうとする。

 

私自身も、子供にああしなさい、こうしなさいと、しつけを行う時はその言葉の裏に「世間体」を感じとり、落ち込むがしばしばある。

 

脱いだものはぬぎっぱなし、ゴミは床にポイ、友達との約束も忘れてしまうといったあまりに目に余った行動にしびれをきらし、座らせ目を見てその事について話し合った。

 

どうしてだらしなくしちゃいけないの??

 

だらしなくしても、うちの子達は自分で困る様子が全くない。むしろ便利そうなのである。ちびまるこちゃんみたい。次の日学校で着ていく洋服のまま寝れたらそのまま学校にいけるのに、なんで寝間着に着替えるの?私も子供の頃そう思いました‥。教材もおき勉禁止なのに、いくらいっても置きっぱなし。忘れ物なくなるし、べんりだよ〜って朗らかに答えてくる。私も確かにそう思いました‥。なんで、こんな重たいもの毎日持って帰ってきて持ってくのかよって。

 

みなさんはこういった質問を子供からされたらなんて答えてるのでしょう。。きになりますね‥

 

私は、今日、かなり言葉を選びながらこの答えを選びました。

 

もし、将来1人ぐらしをするようになったら自分でなんでもやらないといけなくなるよね。お茶碗あらい、そうじ洗濯、準備全般色々、人に手伝って貰えるのが当たり前になりすぎちゃったら、1人でこなさなきゃいけなくなった時に困っちゃうんじゃないかな。別に今、掃除洗濯、身の回りの整理、手伝ってもらえれば困らないけど、今からやり方を学んでおけば、その状況になった時にすんなり出来るようになるんじゃないの??

 

中には一人暮らししても、栄養やおいしい食べ物に興味が無くてお菓子とかお腹いっぱいになるもの口に詰め込んで食事はオシマイ、何日も洗ってない洋服来てても困らないで生活してる人はいるけど、お母さんはあなたにそんな人生に無関心な人間にはなって欲しくないな。

 

正当なこと言ってるようで、でも、やっぱりこの子を社会に出した時に世間知らずの状態で行かせるよりも、多少の常識の範囲で知っててほしい。そんな世間様の目も気にしながら言っているのかもしれないって思ったりもする。

 

私の言葉は、子供を「一般常識」というものでガチガチに洗脳するものなのかもしれない。

 

私の親のように、親に恥をかかせないように。という意図が見え隠れするのかもしれない。

 

これを解決する方法としては、褒めたり怒ったりではなくて親が行動で見本をみせるしかないんだと思う。そこがまた問題で、私自身効率よく片付けるっていうのが本当に苦手なんだよね‥分かってはいるんだけどね。茶碗荒いの途中に突然違う事が気になって洗濯物干し始めちゃったり、またまた違う事したり。ぐるぐる回って何やってるのか分かんなくなっちゃったりする。

 

それもあるから、自分の子は小さいうちから、なんでもやらせて出来るようにさせてあげたいって思う。

 

任せるっていうのは、大変な事で、私はなかなか出来ず時間に追われているので自分でなんでもやってしまったりする。でも本当は、米研ぎなどもやりすぎて米がばらばらにちらばっても、見守りながらやらせてあげるべきなんだよね。

 

 

モンテッソーリの幼児教育 ママ,ひとりでするのを手伝ってね!

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仕事を覚えなきゃいけない時って、研修を立ち代わり入れ替わり、色んな人に教わったりもしたけど、教える技術、任せる技術が高い人は分かりやすいんだな〜ってすごく関心した覚えがあります。

 

任せる技術

任せる技術

 

 「子供に魚を一匹与えれば一日は食べられる。しかし、魚のとり方を教えてあげれば一生食べられるようになる」

 中国のことわざ「任せる技術」より

 

まかせられる技術もあるっていうことだよね。なんでも大人にやってもらったままだと、まかせられる事になれなくて辞めちゃったりする人もいるんだと思う。

 

ちなみに、うちの子達のどうしてシリーズ、吹き出してしまうようなものもあった。

 

低学年の時の話なんだけど、

 

書いてもいいのかな‥ププ。

短いチュニックの下にズボンを履かないでタイツだけはいて帰ってきた事があった。たまたま帰ってくる姿を目撃したんだけど、まるでわかめちゃんのような子がいるな〜ってよく見たらうちの子だった。どうしてズボンはいて帰ってこなかったのさ、って聞いたらタイツはいたし、パンツ見えないからいいと思った。ズボンめんどくさかったって。

 

体育のあとに、Tシャツの上に、下着のキャミソールを着て帰ってきたこともあった。その斬新なファッションに目を奪われた。

 

彼女いわく、困らないし、二枚きているのは間違いない。とのことらしい。

 

上履きを片方だけ手でぶらんぶらんさせて持って帰ってきて、なんで一足?もう片方は?ってきいたら、もう片方は来週洗うから大丈夫っていう。しかもオセロみたいになるからかっこいいって。斬新だな!その発想は褒めるべきか‥いやいや、まわりに合わせる事を教え込むべきなのか。。

 

低学年ではそんな事が多発して、面白いんだか心配なんだかよく分からない日々をすごしてきたんだけど、最近はやっぱり少しずつ普通の人間っぽくはなってきたとは思う。まだおかしいんじゃないか??と思う事は多々あるんだけど。

 

そんなオカシイ創造性に豊んだ部分も存分に伸ばしてあげたいとも切に思っています。

 

忘れっぽい娘の為に、大きめのホワイトボードを購入してみました。こなさなきゃいけない項目を書かせる習慣をつけられたら良いなと思いまして。それを伝えると、がんばるよ!って言ってくれてすごくご満悦で、ホワイトボードいっぱいに描き始めた約12歳‥

 

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顔に十字傷ついてますけど‥

 

なんだかんだで、面白いのでこのままでもいーのかな、とおもっちゃったりもするのです。

 

いや、いかんいかん。

 

でも、笑顔が大事、楽しく過ごせる時間がなによりも子供の成長には繋がりますね。

 

それだけは確実なのだと実感する毎日なのでした。