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疾病利得という考え方

昔、セラピーに行っていた時のこと。

カウンセラーの先生に、どうして頭痛が起こるのかわかるかな?と聞かれてびっくりしました。「肩こりとか??体質とか??ですかね」ってこたえたんだけど、先生は自分の体に起こる事は全部自分で起こして具合悪くなっているんだよ。と。

 

要は、自分の病気は自分でなっているというのです。

 

にわかには信じられないし、今でもその考え方の全部を受け止める事は出来ないのですが、思い当たるふしは何個かあるのです。

 

頭が痛い、具合悪いとなると、内心行きたくないなぁさぼりたいなぁと思っている所にいかなくてすんだ事ってありませんか??学校とか、まさにその例にあてはまる事がいくつもありました。出る前にお腹を下してしまう、いかなくてすむ。みたいな事です。

 

ヒトは自分を守るように出来ているので、無意識に自分を守る方向に持っていきます。具合悪くなるという事でどこかに利得があるのなら、もしかしたらそういう事なのかもしれない。

 

私は極端に人見知りだし、世間が怖いので引きこもり願望がずっとあったので頭痛や神経痛、耳が聞こえなくなったり、目が見えづらくなったり様々な所で利得を得ていました。行かなくてすむ、出て行かなくてよい環境を生む正当な理由を体がかってに作り上げてくれていたのです。

 

そんな考え方があるのだと受け入れ、頭が痛くなった時などなんでそうなるのか、無理して嫌な事をしようとしている所はないかと客観的に考える習慣をつけるようにしてからは、吐き気を催すほどの頭痛に襲われることが少なくなりました。

 

「全ては必然である」と、いろんな書籍などで目にしますが、まさにその通りだと思います。

 

私の知り合いに「○○さんすごくウザクてトロイし嫌いなんだよね〜。でもくっついてくるし、頼られてしまうからしょうがない」と言いながら遊び続けていた人がいました。私が「じゃあ離れればいいんじゃない?」と言いましたがなんだか一緒にいてしまうそう。なんでなのでしょう。実はそこにも利得が働いているのだと思います。自分よりも下だと内心見下している人と一緒にいる事でその人は無意識で存在価値を得ているのかもしれません。私がいないと何にも出来ないじゃん、とイライラしながらずっとお世話をし、お世話する側の存在価値を潜在意識が確立しているのです。お互い依存状態にあるという事です。

 

人生は極めてシンプルであるという書籍も数々目にします。成功者からこの言葉を言われる事も少なくありません。裏を返せば人生を複雑にし困った状況に追い込んでいるのも自分自身という事なのだと思います。まだまだ私は色々な環境、人の意見に振り回されてしまうのでシンプルな人生をおくる事は出来ていないのですが、少しずつ、心の思い癖や疾病利得に気づいて解消していきたいと思っています。

 

 

シンプルな人は、うまくいく。

シンプルな人は、うまくいく。