写真と趣味の日々をつづる。

なんでもない日々の趣味ブログです

ひとの悪口を言う、ということ

娘とバレエ鑑賞に行ってきまして、開演前に列に並んでいた時


前に並んでいた中学生の女の子グループが、猛烈な勢いで悪口を言っていました。あの子はすぐに人真似をするとか、同意しかしないとか、名前を呼ばれた時のイントネーションがキモイとか。サマンサタバサのバックを持っていたり、綺麗な顔立ちの華やかな女の子グループです。


そんな華やかでみんなから人目置かれているようなグループをいつも恐れ、悪口のネタに上がっていないかどうか心配でならなかった中学時代を思い出し、女の子の残酷な世界にぞくっとしました。


ふと娘に、悪口とかいう子いるの?と聞いてみると、いるよ。と。

悪口持ちかけられたらどうしてんの?と聞くと、違う話しを切り出すと答えた。実はうちの娘、私は悪口を言っているのを聞いた事がない。酷いことされたと訴えることはあったけれど、嫌い、とか聞いた事ない。自分の娘だけれど、凄いなぁと感心してしまう。


悪口を言わないからか、関係ないかもしれないけど、あまりクヨクヨもしない。テストで極端に点数とれなくてもあまり落ち込まないし(これはちょっと困る)負けてもあまり悔しがらない。鬱を患っている母の娘なのに非常に不思議に思う。


ちなみに、悪口を言うとどんな事が起こるか少しだけ調べてみた。


脳は主語をあまり認識出来ない為、人の悪口を言うと無意識に自分の事ではないかと思ってしまうそう。悪口はそのまま帰ってきて、自己嫌悪に陥ってしまうというわけだ。


セラピストさんにこんな事を言われた事もある。


相手は自分の投影ですよ。と。


相手の嫌な部分、目に付く部分は自分の嫌な所の投影であるということだ。確かに、人の姑息な部分が見えてしまって嫌になることが多く、自分も悪知恵は働く方な為、相手を嫌になってしまう事が多い。


人の悪口を言うたびに中学生時代は言ってしまった、乗ってしまったと落ち込んだりしたのだけれど、娘はそれを切り抜けているのだから凄いなぁと思う。


ただ凄く鈍感というからニブイとも…


とにかく、そのまま成長して欲しいものです。